研修について

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研修の内容

「共通科目」「区分別科目」から構成されたカリキュラムになっています。

共通科目 4月~9月

講義はE-learningを利用し、月1回の集合研修(演習、実習)を行います。
8月末から9月はじめに筆記試験が行われます。

区分別科目 10月~3月

2017年に看護師特定行為研修を開始し、現在20区分を開講しています。
受講する区分の講義(E-learning)・演習・実習を行い、筆記試験・OSCE(区分による)合格後に臨地実習が開始されます。

受講区分ごとに研修開始の時期が異なり、福島県立医科大学附属病院、会津医療センター附属病院の他、協力施設や自施設で実習を行います。半数以上の研修生が自施設実習を希望し、実習の進捗によっては3月以降も延長して実習を行うことができます。
(2年間は在籍可能ですので、施設毎のペースで実習が行えます。)

複数の区分を受講希望の方は、予め研修時期をご確認ください。

共通科目で学ぶ内容

共通科目
臨床病態生理学 臨床推論 フィジカルアセスメント
臨床薬理学 疾病・臨床病態概論 医療安全学/特定行為実践

開講している特定行為区分

特定行為区分 特定行為名
呼吸器(気道確保に係るもの)関連
  • 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連
  • 侵襲的陽圧換気の設定の変更
  • 非侵襲的陽圧換気の設定の変更
  • 人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整
  • 人工呼吸器からの離脱
呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連
  • 気管カニューレの交換
循環器関連
  • 一時的ペースメーカの操作及び管理
  • 一時的ペースメーカリードの抜去
  • 経皮的心肺補助装置の操作及び管理
  • 大動脈内バルーンパンピングからの離脱を行うときの補助の頻度の調整
胸腔ドレーン管理関連
  • 低圧胸腔内持続吸引器の吸引圧の設定及びその変更
  • 胸腔ドレーンの抜去
腹腔ドレーン管理関連
  • 腹腔ドレーンの抜去(腹腔内に留置された穿刺針の抜針を含む)
ろう孔管理関連
  • 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換
  • 膀胱ろうカテーテルの交換
栄養に係るカテーテル管理
(中心静脈カテーテル管理)関連
  • 中心静脈カテーテルの抜去
栄養に係るカテーテル管理
(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連
  • 末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入
創傷管理関連
  • 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去
  • 創傷に対する陰圧閉鎖療法
創部ドレーン管理関連
  • 創部ドレーンの抜去
動脈血液ガス分析関連
  • 直接動脈穿刺法による採血
  • 橈骨動脈ラインの確保
透析管理関連
  • 急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾過器の操作及び管理
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
  • 持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
  • 脱水症状に対する輸液による補正
感染に係る薬剤投与関連
  • 感染徴候のある者に対する薬剤の臨時の投与
血糖コントロールに係る薬剤投与関連
  • インスリンの投与量の調整
術後疼痛管理関連
  • 硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整
循環動態に係る薬剤投与関連
  • 持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整
  • 持続点滴中のナトリウム・カリウム又はクロールの投与量の調整
  • 持続点滴中の降圧剤の投与量の調整
  • 持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整
  • 持続点滴中の利尿剤の投与量の調整
精神及び神経症状に係る薬剤投与関連
  • 抗けいれん剤の臨時の投与
  • 抗精神病薬の臨時の投与
  • 抗不安薬の臨時の投与
皮膚損傷に係る薬剤投与関連
  • 抗癌剤その他の薬剤が血管外に漏出したときのステロイド薬の局所注射及び投与量の調整

領域別パッケージ

領域別パッケージ 特定行為名
術中麻酔管理領域
  • 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整
  • 侵襲的陽圧換気の設定の変更
  • 人工呼吸器からの離脱
  • 直接動脈穿刺法による採血
  • 橈骨動脈ラインの確保
  • 脱水症状に対する輸液による補正
  • 硬膜外カテーテルによる鎮静剤の投与及び投与量の調整
  • 持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整
在宅・慢性期領域
  • 気管カニューレ交換
  • 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換
  • 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去
  • 脱水症状に対する輸液による補正